燻し銀について
銀は自然と空気中の硫黄成分に化学反応して
硫化銀皮膜ができて少しずつ黒くなってきます。
燻し銀加工は、この銀の性質を
利用した加工方法になります。
バリシルバーではこの加工も良く見られます。
アンテーク仕様にしたりと、深みのあるデザインにすることができるのが、
「いぶし銀」の特徴です。
空気中に放置しておくだけでは、
黒くなるまでに相当な時間がかかってしまいますので、
薬品などを使い強制的に短時間で黒く変色させます。
もちろん黒くなった後でも金属研磨剤で、
再度磨きなおせば元通り綺麗なシルバーの輝きが戻ります。
自分好みに加工したい時
ご自身で燻し加工をしたい時には、
「硫黄成分入りの入浴剤」(例:六一〇ハップ )や「いぶし液」購入し、
お湯に液を入れてシルバーをつけ黒く変化します。
そのあとにシルバークロスで磨きあげれば、
へこんでいる部分だけ黒くすることができます。
ただ、手を使って磨きあげると
凹んでいる部分も一緒に磨いてしまう場合もあります。
そういう時には、
少し硬めのものにシルバークロスを巻いて
磨きあげると良いでしょう!
自分好みの風合いにして、楽しみましょう〜ね